蒼と白

ジーンズの話しを中心に、気になってる事とか書いていこうと思います。

EDWIN 505SX-R 色落ちレポート

初レポートのLee 101Bに続いて、これまた25年位前からのお付き合いになるEDWIN 505SX-Rです。

前回の投稿の後によくよく記憶を遡ってみると、もしかしたらこっちの方が古かったかもと自分の記憶に自信が無くなってきました… 笑

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当時のビンテージレプリカブームの中で良くも悪くも目立っていたEDWIN。今なお続く(続いてない? )505シリーズを発表してノリにのってましたからね。

ワンウォッシュで税別7,900円!ビンテージレプリカ界の価格破壊王でした。

で、バリエーションがまた凄かった 笑

リジットからドロ染なんかの加工物まで、シルエットも3つ、シンチバック付きもあって、更にはボタンフライとジッパーフライまで!と当時のブームの勢いを感じさせます。

 

そんな505シリーズでしたが、肝心の色落ちはいまひとつ?だったような…  同じEDWINでこだわるなら、Leeの復刻版でしょ!って感じでした。(違うブランドですけどね)

そんな中でEDWINが本気を出して作ってきたのがSX(スペシャルエックス)シリーズ。SX、SX-R、SX-R本藍モデルまで揃ってました。

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随分と昔話が長くなってしまいましたが、本題の色落ちレポートです。

当時はジャストサイズで穿くなんて考えはこれっぽっちも持ち合わせて無かったですから、このジーンズもゆったり目のシルエットを更にサイズアップ。

当然、ヒゲもほとんど出ないフラットな色落ちへと育ちました。

 

でも、生地自体のポテンシャルは結構高かったんですよね

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土砂降り系の縦落ちでパッカリングも結構良い感じじゃ無いでしょうか?

ジャストサイズで穿いていれば……

バックポケットのステッチは、ファーストウォッシュ前に中心部分だけ抜いてしまいました。某L社のステッチに寄せてみようと言う魂胆です 笑

当時使っていた財布のアタリが、前回紹介したLeeの101Bと同じ形です。

 

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赤タブは右ポケットの右側に着いてます。

クルッと良い感じです。

 

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EDWIN自体の創業は1960年代ですので、ディテール的には自社製品の歴史を紐解いたと言う訳では無くて1940年代頃のリーバイスなんかをモチーフにしていたようです。中盛りされたベルトループもオフセットされています。

皮パッチは確かヤギ革製だったはず。あまり変化はありません。

 

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フロントのトップボタンは月桂樹柄のドーナツタイプ。隠しリベットに股下のリベットも採用されています。

 

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セルビッチ赤耳で割とハッキリとした色使い。

裾のチェーンステッチはオリジナルのままです。裾上げ必須の身長なんですが、当時は毎日ブーツを履いていましたし、まぁ多少引きずっても別におかしくない風潮だったのでそのままにしてました。

ファーストウォッシュして早く穿きたくて我慢出来なかったってのが実情ですが 笑

 

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スペシャルモデルとは言え、価格破壊王が出したモデルだったのでここまで拘って確か税抜12,800円だったかと。

それにしては良い色落ちしてると思います 笑

よく穿きこんで洗濯もしまくりましたが、耳のアタリもしっかりと出てくれました。

 

若かりし頃の思い出のジーンズ、もう一度新品から穿き込んでみたいと思いますが流石にヤフオクでもお目にかかれませんね 笑